FNMの結果とcaw-bladeの今後について
2011年3月5日 TCG全般 コメント (4)既にご存知の方も多いと思われますが、この度、私の嫁こと魂魄妖夢が自機に昇格いたしました(挨拶)
今をときめくcaw-bladeを携えてFNMに参加してきました。
青白は一番のお気に入りなのですが、パーツ不足の関係上、新環境で組めるデッキがこれしかなかったので。決してミーハーじゃないよ!
MBSプレリの後《飢餓と饗宴の剣》を譲ってくれた農奴トークンには最大級の感謝をいたします。
デッキリストは以下の通り
☆生物☆
戦隊の鷹*4
石鍛冶の神秘家*4
太陽のタイタン*1
☆スペル☆
定業*4
呪文貫き*4
マナ漏出*3
剥奪*2
審判の日*4
肉体と精神の剣*1
饗宴と飢餓の剣*1
精神を刻む者、ジェイス*4
ギデオン・ジュラ*2
☆土地☆
島*5
平地*3
氷河の城砦*4
金属海の沿岸*4
天界の列柱*4
地盤の際*4
乾燥台地*1
沸騰する小湖
☆サイドボード☆
漸増爆弾*3
コーの火歩き*3
神聖の力線*3
奪い取り屋、サーダ・アデール*2
存在の破棄*2
神への捧げ物*1
悪斬の天使*1
おしゃれポイントはサイドの《奪い取り屋、サーダ・アデール》。ミラーとテゼレット対策に苦心した結果、今回はこいつを使ってみることにしました。島渡り持ってるので、こいつに剣つけて殴るだけでも十分強いってのも魅力的。
昨年末のターボエルドラージ集団変身以来の構築戦ですが、気になる結果は…!
1回戦:カルドーサレッド
1st:先手ノーマリ
相手の展開に押される序盤になるも、《審判の日》を2連打して相手を息切れさせることに成功する。
その後はカウンター構えながら《石鍛冶の神秘家》→《肉体と精神の剣》につなげ、ゆっくりと盤面を整えて勝ち。
2nd:後手ノーマリ
《火歩き》、《ギデオン》、島*4、平地*1のハンドをキープしたら最後まで白マナを引かずgg。
3rd:先手ノーマリ
相手の展開に生物で対抗する場を作り、ライフを守る展開。その後、《ギデオン》でライフ守ってもらい、彼を《神聖の力線》で守り万全の体制を作る。腐りかけの火力が手札に溜まる前に《悪斬》を着地させ、即座に《肉体と精神の剣》を握らせたところで相手投了。
最近のゴブナイトはカルドーサレッドって言うのね。私が以前使ったてた時よりも名前がカッコよくてなんか嫉妬しちゃう。
○×○
2回戦:青黒テゼレット
1st:先手ノーマリ
カウンターで作った隙を使い、《石鍛冶》→《饗宴と飢餓の剣》につなげることに成功する。常に《テゼレット》をケアしながら鷹ビートして勝ち。
2nd:後手ノーマリ
《石鍛冶》→《饗宴と飢餓の剣》するも返しの《コジレックの審問》でスイカバーが落とされる。
神ジェイスでアドを取りに行く作戦に出るも、返しで《テゼレット》を展開されてしまい、この作戦も失敗する。
その返しで《テゼレット》を破壊し、とりあえずワンサイドゲームになることは回避できたものの、5/5が残ってしまい、やや不利な展開に。
鷹で5/5をチャンプしながら回答を模索していたところ、ツモった牌は《奪い取り屋、サーダ・アデール》!!
《サーダ・アデール》の攻撃が通り、お楽しみフェイズ突入!
《精神隷属器》《ワームとぐろエンジン》…フィニッシャーは何だろうと期待に胸を膨らませながら相手のライブラリーを覗くも、フィニッシャーがいない。《転倒の磁石》すらない。仕方ないのでライブラリーを掘らせないように《胆液の水源》をまずはリムーブ。次は異彩を放っていた《鏡操り》をリムーブ。
ここで相手の《漸増爆弾》のカウンターが3つになったのでアデールが退場になるも、相手のライフがだいぶ減っていたので、《天界の列柱》で残りを削って勝ち。
今思うと相手のデッキは軽いアーティファクトを《鏡操り》でコピーし、テゼレットの最終奥義で決めるタイプだったのかもしれない。色んなバリエーションが存在するデッキは組むのが楽しいんだろうなぁ。
○○
3回戦:白緑エルドラージ(S君)
1st:先手ノーマリ
カウンターハンドをキープするも、《原始のタイタン》をカウンター→《召喚の罠》経由で江村が降臨してgg。
2nd:先手ノーマリ
石鍛冶キープするも、土地が2枚で止まる。虎の子のスイカバーも《自然の要求》で落とされてしまい完膚なき手詰まりに陥る。
自然とマナ差が広がり、《ウギンの目》が起動できる状態且つ都合15マナ出る状況になったところで投了。
このデッキだと逆立ちしても勝てない相手なので、今一度対策を検討してみよう。
××
2-1の2位でFNM版《前兆の壁》とMPS版《島》とプロモ《難問の鎮め屋》を頂きました。
試合後S君とカズイさんに「剣なんか使って緑いじめんなよ!」っていじめられました。マジックって楽しい。
今後のcaw-bladeについて
PTパリで中身がバレてしまっているcaw-bladeですが、今後これを使う側としては何に気をつければ良いのでしょう?
caw-bladeの強みはスイカバーで殴ってPW展開もしくはカウンター構えてエンドにある(よね?)ので、当然相手はそうならないように策を練ってくるはずです。
☆ハンデス対策☆
カウンターするのが一番でしょうが、毎回そうなるわけではないので、今回はメインで《太陽のタイタン》を、サイドに《神聖の力線》を積んでみました。前者はディッチャ対策や《広がりゆく海》の代わりとして《地盤の際》を使いまわす仕事も任せています。後者はヴァラクートや火力からPWを守る役割も。
☆除去対策☆
具体的には生物に剣装備したところでのレスポンス除去なのですが、多分このデッキが一番隙を見せる瞬間はこのタイミングだと考えています。特に赤が相手だと鷹に剣を持たせても火力圏内なので、除去対策は今後のcaw-bladeにとっては必須事項なのではないでしょうか。
今のところ私が考えてるのはプロテクションで除去そのものを撃たせない作戦。黒なら《ミラディンの十字軍》、赤なら《コーの火歩き》が適役。確実に装備させたいのであれば《無傷の発現》でプロテクションを与えるのもアリかと。
☆《絡み線の壁》対策☆
今回S君も採用していた《絡み線の壁》ですが、やはりこの壁を突破することができませんでした。
素直にディッチャで対策するのも良いのですが、私が考えてる《絡み線の壁》への回答は《バジリスクの首輪》です。
接死があれば高いタフネスも到達も怖くないはず。逆に、守りに入ると今までチャンプ要員になることが多かった《戦隊の鷹》も相打ち要員に昇格してくれるため、地味ながら心強いと思います。私のようなピン除去を積んでないタイプの場合はなおさら。
今度は絆魂ですが、これは今まで《シルヴォクの生命杖》が担っていたライフゲインをこいつでやってもらおうという魂胆です。
どこまで回復してくれるのかは分かりませんが、プロテクションやカウンターで安全に攻撃が通る状況が作れれば3点以上のライフゲインは期待できるのではないでしょうか。
以上がcaw-blade対策の対策です。
次はこちらが取る対策について。
今回私が採用したサイドを今一度載せてみます。
漸増爆弾*3
コーの火歩き*3
神聖の力線*3
奪い取り屋、サーダ・アデール*2
存在の破棄*2
神への捧げ物*1
悪斬の天使*1
主にビートとテゼレットを始めとしたアーティファクトデッキに重点を置いてみました。
多分この布陣であればエルドラージ以外のデッキには十分戦えると考えていますが、速攻持ちの生物やミシュランに対応するために《糾弾》か《転倒の磁石》ぐらいは入れたほうが良いのかと迷っているところです。
あと今回は相手の《太陽のタイタン》での回収を防ぐ目的で《存在の破棄》を2枚採用しましたが、ソーサリーの重さが苦しく思えました。そもそも《太陽のタイタン》を積んでるタイプは少数ですしねぇ。
最後に今回のおしゃれポイントの《奪い取り屋、サーダ・アデール》について。
今回の対テゼレット戦ではまさかの不発に陥りましたが、それでも十分強いと感じました。相手のフィニッシャーに依存するという弱点はあるものの、もし何らかのフィニッシャーを抜き取れれば勝ちは目前のはずです。
前述した通り、島渡りを持ってることも忘れてはいけません。ミラーでは鬼神の如き強さを発揮してくれることでしょう(まだ確認してませんwww)
毎度のことながら、みなさんのご意見お待ちしております。
今日はこんなところで。
今をときめくcaw-bladeを携えてFNMに参加してきました。
青白は一番のお気に入りなのですが、パーツ不足の関係上、新環境で組めるデッキがこれしかなかったので。決してミーハーじゃないよ!
MBSプレリの後《飢餓と饗宴の剣》を譲ってくれた農奴トークンには最大級の感謝をいたします。
デッキリストは以下の通り
☆生物☆
戦隊の鷹*4
石鍛冶の神秘家*4
太陽のタイタン*1
☆スペル☆
定業*4
呪文貫き*4
マナ漏出*3
剥奪*2
審判の日*4
肉体と精神の剣*1
饗宴と飢餓の剣*1
精神を刻む者、ジェイス*4
ギデオン・ジュラ*2
☆土地☆
島*5
平地*3
氷河の城砦*4
金属海の沿岸*4
天界の列柱*4
地盤の際*4
乾燥台地*1
沸騰する小湖
☆サイドボード☆
漸増爆弾*3
コーの火歩き*3
神聖の力線*3
奪い取り屋、サーダ・アデール*2
存在の破棄*2
神への捧げ物*1
悪斬の天使*1
おしゃれポイントはサイドの《奪い取り屋、サーダ・アデール》。ミラーとテゼレット対策に苦心した結果、今回はこいつを使ってみることにしました。島渡り持ってるので、こいつに剣つけて殴るだけでも十分強いってのも魅力的。
昨年末のターボエルドラージ集団変身以来の構築戦ですが、気になる結果は…!
1回戦:カルドーサレッド
1st:先手ノーマリ
相手の展開に押される序盤になるも、《審判の日》を2連打して相手を息切れさせることに成功する。
その後はカウンター構えながら《石鍛冶の神秘家》→《肉体と精神の剣》につなげ、ゆっくりと盤面を整えて勝ち。
2nd:後手ノーマリ
《火歩き》、《ギデオン》、島*4、平地*1のハンドをキープしたら最後まで白マナを引かずgg。
3rd:先手ノーマリ
相手の展開に生物で対抗する場を作り、ライフを守る展開。その後、《ギデオン》でライフ守ってもらい、彼を《神聖の力線》で守り万全の体制を作る。腐りかけの火力が手札に溜まる前に《悪斬》を着地させ、即座に《肉体と精神の剣》を握らせたところで相手投了。
最近のゴブナイトはカルドーサレッドって言うのね。私が以前使ったてた時よりも名前がカッコよくてなんか嫉妬しちゃう。
○×○
2回戦:青黒テゼレット
1st:先手ノーマリ
カウンターで作った隙を使い、《石鍛冶》→《饗宴と飢餓の剣》につなげることに成功する。常に《テゼレット》をケアしながら鷹ビートして勝ち。
2nd:後手ノーマリ
《石鍛冶》→《饗宴と飢餓の剣》するも返しの《コジレックの審問》でスイカバーが落とされる。
神ジェイスでアドを取りに行く作戦に出るも、返しで《テゼレット》を展開されてしまい、この作戦も失敗する。
その返しで《テゼレット》を破壊し、とりあえずワンサイドゲームになることは回避できたものの、5/5が残ってしまい、やや不利な展開に。
鷹で5/5をチャンプしながら回答を模索していたところ、ツモった牌は《奪い取り屋、サーダ・アデール》!!
《サーダ・アデール》の攻撃が通り、お楽しみフェイズ突入!
《精神隷属器》《ワームとぐろエンジン》…フィニッシャーは何だろうと期待に胸を膨らませながら相手のライブラリーを覗くも、フィニッシャーがいない。《転倒の磁石》すらない。仕方ないのでライブラリーを掘らせないように《胆液の水源》をまずはリムーブ。次は異彩を放っていた《鏡操り》をリムーブ。
ここで相手の《漸増爆弾》のカウンターが3つになったのでアデールが退場になるも、相手のライフがだいぶ減っていたので、《天界の列柱》で残りを削って勝ち。
今思うと相手のデッキは軽いアーティファクトを《鏡操り》でコピーし、テゼレットの最終奥義で決めるタイプだったのかもしれない。色んなバリエーションが存在するデッキは組むのが楽しいんだろうなぁ。
○○
3回戦:白緑エルドラージ(S君)
1st:先手ノーマリ
カウンターハンドをキープするも、《原始のタイタン》をカウンター→《召喚の罠》経由で江村が降臨してgg。
2nd:先手ノーマリ
石鍛冶キープするも、土地が2枚で止まる。虎の子のスイカバーも《自然の要求》で落とされてしまい完膚なき手詰まりに陥る。
自然とマナ差が広がり、《ウギンの目》が起動できる状態且つ都合15マナ出る状況になったところで投了。
このデッキだと逆立ちしても勝てない相手なので、今一度対策を検討してみよう。
××
2-1の2位でFNM版《前兆の壁》とMPS版《島》とプロモ《難問の鎮め屋》を頂きました。
試合後S君とカズイさんに「剣なんか使って緑いじめんなよ!」っていじめられました。マジックって楽しい。
今後のcaw-bladeについて
PTパリで中身がバレてしまっているcaw-bladeですが、今後これを使う側としては何に気をつければ良いのでしょう?
caw-bladeの強みはスイカバーで殴ってPW展開もしくはカウンター構えてエンドにある(よね?)ので、当然相手はそうならないように策を練ってくるはずです。
☆ハンデス対策☆
カウンターするのが一番でしょうが、毎回そうなるわけではないので、今回はメインで《太陽のタイタン》を、サイドに《神聖の力線》を積んでみました。前者はディッチャ対策や《広がりゆく海》の代わりとして《地盤の際》を使いまわす仕事も任せています。後者はヴァラクートや火力からPWを守る役割も。
☆除去対策☆
具体的には生物に剣装備したところでのレスポンス除去なのですが、多分このデッキが一番隙を見せる瞬間はこのタイミングだと考えています。特に赤が相手だと鷹に剣を持たせても火力圏内なので、除去対策は今後のcaw-bladeにとっては必須事項なのではないでしょうか。
今のところ私が考えてるのはプロテクションで除去そのものを撃たせない作戦。黒なら《ミラディンの十字軍》、赤なら《コーの火歩き》が適役。確実に装備させたいのであれば《無傷の発現》でプロテクションを与えるのもアリかと。
☆《絡み線の壁》対策☆
今回S君も採用していた《絡み線の壁》ですが、やはりこの壁を突破することができませんでした。
素直にディッチャで対策するのも良いのですが、私が考えてる《絡み線の壁》への回答は《バジリスクの首輪》です。
接死があれば高いタフネスも到達も怖くないはず。逆に、守りに入ると今までチャンプ要員になることが多かった《戦隊の鷹》も相打ち要員に昇格してくれるため、地味ながら心強いと思います。私のようなピン除去を積んでないタイプの場合はなおさら。
今度は絆魂ですが、これは今まで《シルヴォクの生命杖》が担っていたライフゲインをこいつでやってもらおうという魂胆です。
どこまで回復してくれるのかは分かりませんが、プロテクションやカウンターで安全に攻撃が通る状況が作れれば3点以上のライフゲインは期待できるのではないでしょうか。
以上がcaw-blade対策の対策です。
次はこちらが取る対策について。
今回私が採用したサイドを今一度載せてみます。
漸増爆弾*3
コーの火歩き*3
神聖の力線*3
奪い取り屋、サーダ・アデール*2
存在の破棄*2
神への捧げ物*1
悪斬の天使*1
主にビートとテゼレットを始めとしたアーティファクトデッキに重点を置いてみました。
多分この布陣であればエルドラージ以外のデッキには十分戦えると考えていますが、速攻持ちの生物やミシュランに対応するために《糾弾》か《転倒の磁石》ぐらいは入れたほうが良いのかと迷っているところです。
あと今回は相手の《太陽のタイタン》での回収を防ぐ目的で《存在の破棄》を2枚採用しましたが、ソーサリーの重さが苦しく思えました。そもそも《太陽のタイタン》を積んでるタイプは少数ですしねぇ。
最後に今回のおしゃれポイントの《奪い取り屋、サーダ・アデール》について。
今回の対テゼレット戦ではまさかの不発に陥りましたが、それでも十分強いと感じました。相手のフィニッシャーに依存するという弱点はあるものの、もし何らかのフィニッシャーを抜き取れれば勝ちは目前のはずです。
前述した通り、島渡りを持ってることも忘れてはいけません。ミラーでは鬼神の如き強さを発揮してくれることでしょう(まだ確認してませんwww)
毎度のことながら、みなさんのご意見お待ちしております。
今日はこんなところで。
コメント
私は青白は使いませんが、今後の対策の対策とか
青白はどんな目線でいるのかが分かって、興味深いですね。
ちょっと参考にさせて頂きます。
サイドからは《神聖の力線》が積まれると思いますので、力線スタートが回避できる、もしくは力線を捌ける手段が用意できればサイド後も十分勝負できると思いますよ。
あと《奪い取り屋、サーダ・アデール》は是非一度試してみてください。相手の虚を突けますよ。
caw-bladeとは当たりませんでしたが、ボロスなどに有効だったので、
結果的には良かったです。
サーダ・アデールをゆきふねさんが採用してることで、
大会の時にカズイさんと「アレおもしろそうですよね」って話してました。
是非試してみたいですね。
あの日の青黒テゼレット戦でサーダ・アデールをキャストした時、ギャラリーの空気が一瞬静まり返ったことを記憶しています。
あの瞬間、マジックやってて良かったと心底思いました。