だが、だいたいは理由もなく怒っていたんだ。
(《怒り狂うゴブリン(6th)》のFTから引用)

きっと螺旋丸の修行をやりすぎると皆こんな感じになっちゃうんだろうね。良い子の皆は気をつけよう☆

というわけで、あかつき杯に参加してきました。

今日は取っておきの青白コン!かれこれアンチジャンドの筆頭として台頭してきた頃から青白は使ってるので、それなりに愛着のあるデッキなのです。

最近は色んなデッキ回してたけど、やっぱり一番手に馴染んでるデッキを使うのが賢明だと思ったため、今回はコイツを使いました。

レシピはこちら

☆生物☆
前兆の壁*3
太陽のタイタン*2

☆スペル☆
マナ漏出*4
否認*2
剥奪*2
冷静な反論*1
取り消し*1
定業*4
漸増爆弾*3
審判の日*3
ジェイス・ベレレン*2
精神を刻む者、ジェイス*3
ギデオン・ジュラ*2
エルズペス・ティレル*1
滞留者ヴェンセール*1

☆土地☆
島*5
平地*3
氷河の城砦*4
金属海の沿岸*4
天界の列柱*4
広漠なる変幻地*1
進化する未開地*1
地盤の際*4

☆サイドボード☆
存在の破棄*3
瞬間凍結*3
神聖の力線*3
精神壊しの罠*3
悪斬の天使*2
審判の日*1

メインでの主な勝ちパターンは以下の通り
☆対ビート☆
《精神を刻む者、ジェイス》のバウンスを利用して全体除去でシャクりやすい場を作り、《太陽のタイタン》+《漸増爆弾》のコンビで相手に蓋をする。
☆対コントロール☆
まずは相手が動くまでドローゴー。相手が動いてきた返しにジェイスかヴェンセールかタイタン通してアドを稼いでいく。理想は《太陽のタイタン》+《地盤の際》(ランデスモード)。次点は《太陽のタイタン》+《ジェイス・ベレレン》(カササギモード)
☆対全てのデッキ☆
《精神を刻む者、ジェイス》か《滞留者ヴェンセール》の最終奥義!

サイド後は対ビートのみ《悪斬の天使》によるアックザーンモードが追加されます。

結果はこちら

1回戦:赤緑ビッグマナ

1st
序盤にカウンターし損なった《永遠溢れの杯》のマナ差でジリ貧になり、《酸のスライム》でマナを縛られ、最後は《怒り狂う山峡》*2のビートに圧倒されgg。

2nd
マナブーストを片っ端からカウンターし、《原初のタイタン》《ガイアの復讐者》は《精神壊しの罠》で捌く。相手の動きが止まったところで《精神を刻む者、ジェイス》でトップの安全を確認しつつアックザーンモードに突入させてgg。

3rd
こちらマリガンスタートになるも、相手トリマリスタートで精神的アドを得る。
調子に乗って《探検》を全スルーしてたらただのサイクリングではなく、きっちりランパンされ盤面はワンマリvsトリマリの勝負とは思えない程均衡してしまう。
2枚目の《怒り狂う山峡》を見たところでハンド勝負にはならないと判断し、1枚の《天界の列柱》で無理やりダメージレースに持ち込む。
《山峡》*2のビートをされたらダメージレースを逆転される場面が何度もあったけど、相手が展開を優先してくれたので、余ったマナでカウンターすることができ、そのまま列柱で殴り切ってgg。
×○○

2回戦:緑茶単エルフ

1st
ラノエル、樹語りを《漸増爆弾》で吹き飛ばすも、《獣相のシャーマン》に4回殴られる。
どうにか引いてきた《精神を刻む者、ジェイス》で獣相をバウンスし、時間を稼ぐ。
その後《ギデオン・ジュラ》を引き、ジェイスが最終奥義モードに入る。さらに《太陽のタイタン》を引き込み《漸増爆弾》を使い倒して相手の手を完全に止めることに成功。最後はジェイスの最終奥義でgg。

2nd
マナクリを《漸増爆弾》で吹き飛ばすも、今度は《ムル・ダヤの媒介者》、《背教の主導者、エズーリ》、《溶鉄の尾のマスティコア》が止まらない。
仕方なくエズーリをジェイスでバウンスし、《審判の日》で媒介者を除去し、タップアウトしたところをギデオンの復讐モードでマスティコアを除去する。
相手のハンドが複数展開できない感じだったので、カウンターを構えつつ、ギデオンの加護の下、ジェイスが最終奥義モードに突入する。
そこに《太陽のタイタン》+《漸増爆弾》コンビが追加され、最後はジェイスの最終奥義でgg。
ジェイスで相手のトップから《起源の波》が捲れた時はビビったwww
○○

3回戦:青白コン(今回の優勝者)

1st
白昇天を設置→クエスト達成されるも、《漸増爆弾》で昇天を割り、トークンをジェイスのバウンスで捌く。
相手がガンガン《前兆の壁》を展開してくれたので、《ギデオン・ジュラ》が楽に通り、《精神を刻む者、ジェイス》の最終奥義が決まってgg。
ここで「もう少し早くやってもらえませんかね?この調子だとj時間が足りませんよ。」と言われ、精神を刻まれる。

2nd
相手の事故にあやかって《太陽のタイタン》がランデスモードに入り相手投了。
試合後の個人的お楽しみであるデッキの意見交換(今回はミラーなので期待値大!)で「白昇天を採用せずに《エルズペス・ティレル》と《滞留者ヴェンセール》を採用してみました。」と言ったら「重すぎるから白昇天にしとけ。」と言われ、再び精神を刻まれる。と言うか脳内ライブラリーが空になった。
色んな人と交流するのがマジック。いや、誰も《怒り狂うゴブリン》みたいな《深き刻の忍者》のことは言ってないから。
○○

4回戦:赤緑ヴァラクート(今回の準優勝者)

1st
《カルニの心臓の探検》*2をカウンターするも、《耕作》が通ってしまい、《原初のタイタン》につなげられ最後はヴァラクートが噴火してgg。

2nd
力線スタート。
2ターン目に出てきた《水蓮のコブラ》をカウンターしたら代わりに《原始のタイタン》出てくるという前代未聞の大ピンチに陥る。
ジェイスで《原始のタイタン》をバウンスするという何とも不本意な時間稼ぎをしつつ、ヴァラクートが噴火する前に再度出てきたタイタンを《審判の日》で捌く。
その後出てきた《水蓮のコブラ》が《精神を刻む者、ジェイス》を殴り、返しでトップを見る、の作業を10ターンぐらい繰り返し、お互いゲンナリするような展開が続く。
ちなみにこの時のハンドはカウンター6枚(《精神壊しの罠》2枚を含む)と《審判の日》。相手はマナブースト2枚と《原始のタイタン》2枚。残りの3枚は謎。
《原始のタイタン》2枚をそれぞれ《精神壊しの罠》でカウンターするも、《ガイアの復讐者》をトップされgg。
すっかり《ガイアの復讐者》の存在を忘れてたのぜ。
相手の方には本当に申し訳なかったが、無駄にグダらせたのは、こちらの勝ち筋がまだ残っていたからであり、嫌がらせではないのです。
《ゼンディカーの報復者》あたりが出てきたところで《審判の日》を撃ってジェイスの最終奥義を決めようと思っていました。
その気になればナチュラルドローでライブラリーアウトも狙うこともできたと思うしね。
とは言え《ガイアの復讐者》の存在を思い出していれば、もう少しお互い幸せな展開になってたかもしれません。要反省。
××

5回戦:白緑エルドラージランプ

1st
中盤までは《召喚の罠》も含めて《原始のタイタン》をカウンターしていたが、素でエルドランドをかき集められ、ウラモグが着地してしまいgg。

2nd
《原始のタイタン》をカウンターするも《召喚の罠》から《原始のタイタン》が登場してしまい、《ウギンの目》から江村をサーチされgg。一応私もエルドラージ使いの端くれなので、投了する前に「滅殺したいですか?」と尋ねました。
う~ん、このマッチアップだけは逆立ちしても勝てない!当面のパーミッションの課題ですな。
××

6回戦:青白コン

1st
《地盤の際》*2で一気にマナ差をつけられ、《霜のタイタン》を刻印した《ミミックの大桶》が暴れだしマナ基盤が崩壊してgg。

2nd
今度はこっちが《地盤の際》*2で相手の青マナを完全に縛り、《精神を刻む者、ジェイス》が最終奥義一直戦に走る。その後援軍に駆けつけた《太陽のタイタン》がランデスモードに入りgg。

3rd
開始時点で残り時間は10分を切る。
まぁ、決着がつくはずなんてありませんわな。
×○-

というわけで3-2-1でした。
今回はビートをメタったため、《漸増爆弾》をメインに3枚積みました。なんやかんやでチャリス割ったり白昇天割ったりとビート以外にも最低限の仕事はしてくれたので、3枚はないにしても1,2枚だったら入れてもいいかもしれません。《ゼンディカーの報復者》があまり脅威にならない点も好印象。

今回は採用されなかったカードはこちら
《呪文貫き》:入れるならメインで4枚。コントロールをメタるなら《漸増爆弾》と《否認》を抜いてこっちを採用。というか昨日までこの形だった。

《光輝王の昇天》:青白コンの定番カード。最近はメインで積むほど採用率は高いが、今回はビートをメタったため、対ビート戦で腐りやすいこのカードは不採用。コントロールをメタるなら《エルズペス・ティレル》《滞留者ヴェンセール》あたりと入れ替え。

《コーの火歩き》:白いデッキの定番サイドカード。どう見ても赤対策のカードなので、白単アーマーや緑単エルフにタッチできないこちらは不採用。メインで4マナ以下の全体除去を6枚積んでるので案外5マナの悪斬が間に合う。悪斬なら追加のフィニッシャーにもなってくれるので、このメインボードならこっちのほうが良いと思う。

《テューンの戦僧》:アーティファクトに触れないため不採用。青白コンという性質上、《肉体と精神の剣》にタッチできるカードは欲しいと思うのだが、どうだろう?何でもかんでもカウンターで捌けるわけじゃないから受けの広い《存在の破棄》を優先したくなる私は異端なのだろうか。
せいぜい壊したいエンチャントと言ったら《未達への旅》白昇天、稀に緑昇天、赤昇天ぐらいのような気がするが…。
後はこいつが生物であることをどれだけ評価するかだよな。ボロス戦で未達を割りつつブロッカーを用意できる点、白昇天のクエスト阻止、ジェイスのバウンスやヴェンセールのブリンク、白タイタンで使い回す点ではこっちが上かな。

《レオニンの裁き人》:ヴァラクート、白単アーマー、獣相のシャーマン、ボロスあたりに刺さりそう。こっちのフェッチを普通の土地に変えればデメリットを被ることはないので検討の余地はあったのだが、ジェイスのブレストで不要牌をシャッフルできる点と白タイタンでマナを伸ばすことができる点を買ってフェッチは入れてあります。従って今回こいつは不採用。今後の可能性には期待。

《天界の粛清》:今日の試合を通じて一番欲しいと思ったカード。ミシュランを止められるこいつはやっぱり偉いと思う。他にも粛清したいカードは山ほどいるので、カウンターの補助として融通の利くこの手のカードはやっぱり採用すべきなのかなと思った。


やれやれ、ついつい熱く語ってしまった。

とりあえず次回の参加は全くの未定だけど、意外と来週もひょっこり表れるかもしれないので、その時はよろしくお願いします。
スポット情報

コメント

マスクマン
2010年11月22日3:16

深き刻忍者にざぶとん一枚WWW
さすがに発×忍者までは言えませんが(笑)

それにしても優勝者に勝つとはお見事です。

ゆきふね
2010年11月23日16:08

マスクマンさん→深き刻忍者関連のコメントは差し控えさせて頂きますwwww

優勝者の方に勝てたのは私の実力が相手を上回ったと言うより、私の遅いプレイングに呆れて試合を放棄した感が強かったです。

同型だったので、どうしても時間がかかってしまうと思うのですが、私自身は許容範囲内の考慮時間に収めたつもりなんですよねぇ。。。

とある方から、1ターン30秒でプレイすることを心がけるといいとアドバイスしてくださったので、これからはその事を肝に銘じて練習しようかと思います。

マスクマン
2010年11月24日19:58

自分も以前元ジャッジの方に同じような事を指摘された事があります。
あまり長いと遅延と見なされてしまう事があるようですね

チッチ
2010年11月28日18:50

こんばんは。相互しました。
今後もよろしくお願いします。

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